【10.2】ジャニーズ事務所の会見を受けて

秋冷の候とは言えまだ厳しい暑さが残りますが、皆様方におかれましては、ますますご隆盛のこととお慶び申しげます。
平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

さて、本日(10月2日14時~)行われたジャニーズ事務所による記者会見について、私、平本淳也から率直な感想をここにご記載申し上げます。

まず、井ノ原氏による冒頭の挨拶から「(被害者への)誹謗中傷」において、これを止めるようにと発言して頂けたことは大変有難く感じました。二次被害に苦しむ被害者の気持ちに寄り添った考えを表明して頂けたことで、一部ではありますが弊会の働き(辛くも厳しい被害の訴え)において理解を示して頂けたかと存じます。

解体や廃業という言葉を使い。また痕跡すら残さない、このような言葉を並べられた会見で発表された主となる「再出発」の方法は、根本からの見直しから新会社を設立し、ジャニーズ事務所ならびにジャニー喜多川との完全なる「決別」という意志が表れている面は高く評価できるかと思われます。

現ジャニーズ事務所は社名を変えて救済会社として残り、新会社の設立によりタレントのマネジメントをエージェント方式で独立した組織として今後にスタートされるとのことですが、これも新たなる挑戦という意味でもまた、ファンの皆様の気持ちを思えば大きな期待感と共に、タレントを応援してきたその思いは残されて引き継がれることで、これも良き方向にあればと思う次第です。

救済会社として残る旧ジャニーズ事務所「SMILE-UP」における今後の業務において、この詳細については実効的な結果が伴うものだと理解しておりますが、その思いは被害者によっても異なるかと思われますのでこの後に各々直接説明を受けられたらと思いますし、(被害を訴えている)我々だけでなく、(まだ声が出せない方たち等)すべての被害者が救済されることを望みます。

このジャニーズ事務所の救済会社化についても、新会社の設立においても会見内容の概ねは事前に報道されていた情報が豊かであったため、特に驚くこともなく想定の範囲で理解する事が容易くもございましたが、その一方でまだまだ詰めていかなければならない状況であることも含めて注視しながらも期待はしたいと思います。

もちろんジュリー氏の手紙も一定の理解は示せますし、補償ひとつに専念して下さること、株式の在り方についてもその責任の取り方にも異存はなく、むしろ求めていた形に近いとも言えます。ジャニーズ事務所の解体的な見直しと再出発、そして補償会社として残り、恒久的(救済が終わるまで)な働きが約束されているということを意味して捉え、これに期待するほか今は言葉がございません。

これは会見を拝見した率直な感想であり、弊会としてではなく私、平本淳也個人の意見としてここに記します。
※メンバーと共有し意見を交換しておりませんので会として確立したこコメントは控えさせて頂きます。

以上ではありますが、現在(2日夕刻)メンバー全員で取材対応しておりますので個別のコメントも重視して捉えて下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

平本淳也

※取材が殺到しておりますが順次個別にお話させて頂きます。
 宜しくお願い申し上げます。